デザインも決まり、いよいよ実物を作る段階になりました。
ムークでは、通常 縮尺モデルは作らずに1/1モデルをいきなり作ります。
1/1でいきなりモデルを作るメリットは・・・・
(1)細かいところじっくり検討できる。
(2)開発期間を短縮できる。
逆に、デメリットは・・・・
方向性が決まっていない状態で1/1モデルを作ってしまうと、何回もやり直す羽目になってロスが生じる。
・・・というところでしょうか。
次に、実際にモデル作る方法についてお話します。
モデルを作る方法はいろいろありますが、ムークでは大きく分けて2つの方法を主に使います。
(1)クレイ(粘土)でモデルを作る。
マスター型までの手間はかかりますが、デザイン検討が十分出来ため、品質高いものを作る時はこの方法が適しています。
(2)いきなりマスター型を作る。
発砲スチロールやFRP、ケミカルウッドなど使っていきなりマスター型を作ります。何といっても手間が省けるのがメリットですが、デザインの変更は大変!
今回は、メーカーレベルのものを要求されているため、(1)の『クレイ』でのモデル作りとなりました。モデル作りのステップは、下記のとうりである。
STEP1.クレイによる評価モデルの作成
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STEP2.石こう取り
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STEP3.マスター型作成
次回より、いよいよ実際の作業の様子を写真を交えて紹介していきます。
今回は画像が無くてすみません。
それでは!…次回に続く